To Be Continued......
さて、始まりました。もの凄く久しぶりの新連載、「高き山と流れる水、そして君思う調べ」です。
なんだかやたらと長い題名ですが、どうしてこんな名なのか、わかる人にはバレバレですが、わからない人はわからないままの方が、ストーリーの佳境になって「ああ、なるほどね」と納得できて、感慨が増すのかもしれません。
ところで本日は私の誕生日なんです。祝・二十歳なのです。ああさらば十代。こんにちは二十代。できることなら永遠の十代でいたかった……。
にしてもこれで二十一巻の高耶さんと同い年なんですよね。登場人物紹介に初めて「仰木高耶、二十歳」と書かれたときは読者の間でかなり波紋があったそうですが、いまならその気持ちわかります。嫌なわけじゃないのだけど……何か物淋しい。
ああでも、思い返してみれば十九歳の五月と言えば、高耶さんにとってはちょうど「十字架を抱いて眠れ」の中の時期なんですよね。そう思うと、いまの時を愛しく感じます。
たぶん二十二歳の十月頃も、私は最終巻のことを思い、涙しているのでしょう。
……さて、しんみりしてしまいましたが、今回の連載はけっこう長期となりそうです。途中で力尽きないように頑張りたいものです。
内容につきましては、また二話のあとがきにて。