To Be Continued......
今回の12話は、本当は氏照と同じように、弟のことを慈しんでいたのだけれども、過去に受けた傷ゆえに、そして自分自身の不器用さゆえに、それをずっと伝えることができなかった兄上のお話でした。「群青」好きのあなたならお楽しみいただけたかと思います。
兄上とのエピソードは、もっとこう、小出しにして深く書き込んでいきたかったのですが、それよりも話を早く進めたくて進めたくて、中途半端な感じになってしまった感は否めません。……連載物の難しさですね。完結したら書き足したいものです。
今回は兄上が主人公のお話ですので、直江が出てきません。これは非常に珍しい。「高き山〜」の話に限らず、直江がまったく登場しないどころか、直江の「な」の字も出ない話なんて!
それでも大丈夫、怖くない。次回13話からは物語のメインに復帰致しますので。
次回、名取となった高耶さんは、いよいよ直江との距離を縮めることができるのか?
激動の13話、後ご期待♪