To Be Continued......
高山流水シリーズ16話、「氷姿雪魄」をお届けいたしました。
副題の「氷姿雪魄」は、高耶さんの曇りない白く澄んだ心を表しています。雪原に咲く、清らかな白梅のような思いです。
本当はこの16話と17話は展開上1つの話にするべきだったのですが、あまりに16話が長くなりすぎてしまって途中でブツ切りになってしまいました。
そういうわけで、14話で高耶さんを害そうとした犯人は義母ではなく、内弟子の千葉だったのです。
彼がなぜそうせざるをえなかったのかは、17話の方に語られているのですが。(だからブツ切りたくなかったのに……)
千葉も石巻も、北条家の「家臣」の名から取ったのでなんだか不吉な感じのするキャラなのですが、二人ともそこまで悪い人じゃないと思います。多分。
高耶さんも、千葉のことはそんなに恨んではいないよう。まぁ石巻のことは大嫌いみたいですが。性格の不一致です。
今回は高耶さんの成長を描いたエピソードでした。義母ともこれを期に、少しずつでも和解していくことができるのではないでしょうか。
さて、次の17話ですが、実はもう書きあがっているので近日中には掲載しようと思います。(あくまで予定ですが)
次回こそは、起承転結の「転」の部分に移りますので(笑)。ここまで来れば間違いないですよっ。