To Be Continued......
子供の頃、川遊びをしていた際にあやまって足を滑らせ、20メートルほど川下に流されたことがありましたが、あの時の恐ろしさといったらなくって、溺れてる間はこのまま滝まで流されて死んでしまうんじゃないかとすら思いました。幸い途中で岩だか木だかにぶつかって止まったのですが。今回はそんなことを思い出しながら書きました。
いかがでしたか、第19話「瞋恚の炎」。高耶さんの哀しく凍える嘆きの響く章でした。
この物語の高耶さんは、冷静沈着のようでいて本当はかなりの激情家で、書いてみるまでは思いもしなかった行動ばかりを起こしていきます。本当に予測のつかない人です。
いよいよ終わりが見えてきました。絶望の底で見つけ出した高耶さんの答え。
直江に高耶さんの最後の想いは伝わるのでしょうか……。